起業当時の疾走感とスキルアップによる失速感。
毎日遅くまで働いて走り続けていても、自分は真剣なのか自問自答することがある。
走っても走っても疾走感が薄れてきて、自分が何のために会社をやっていたのか目的を忘れかけることがある。
起業当時は本当に走ってるなという疾走感があり、何もかもめまぐるしく先に進んでいった。毎日毎日考えなきゃならないことが多くて、やることなすこと新しくて、それは人生でなかなか味わうことができない至福の時であった。
いまはスキルで会社が伸びるようになり、従業員にも安定志向のメンバーも増え始め、いろいろな事をバランスよくやらなければならない状況が続いてきてスピードが落ちてきている。確かに業績という意味では過去最大の加速をしているが、全然満足できない。むしろ昔に比べて自分は努力が減ったと思ってる。
周りが安定し始めてくると、自分まで巻き込まれそうで嫌気がさしてくる。
世の中を変えてやりたいと思って会社を作ったのに、ステークスホルダーのための会社になりかけている。本当に起業当時の自分に戻りたい。会社の安定が疾走感を間違いなく削ぎ、自分が真剣にビジネスに取り組んでいるつもりでも、真剣になりきれていない自分がいる。
北海道から世界を代表する会社を作りたかったんじゃないのか?安定なんて考えてたら自分のやりたいことなんてできないんだよ。成長し続ければ安定なんていらないんだから。
9月にロゴや社名を変えるのも、全く新しいスタートを切りたいという希望から。全部ぶっ壊して新しい会社にする。第2創業とよく言いますが、創業というよりは会社を一度ぶっ壊してまた新しく作り上げ、それの繰り返しで常に進化し続けたいと思ってる。
ここで改めて宣言する。
スカイアークは安定など求めていない。常に進化する会社であり続ける。