土が人の命を育む。グラスファーミングスクール2014に行ってきました。
しんむらさんのお誘いで紋別で開催された「グラスファーミングスクール2014」に行ってきました。
土とファームデザインをテーマに、ひたすら土を学ぶスクールです。農業ど素人の私が行っていいのかしら・・・と迷いましたが、結論は「行ってよかった」です。
初日は丸一日の座学。有識者の方の講演をひたすら聴くという日でした。みなさんもさすがに連続講義でお疲れの様子でしたが、内容がよかった。まぁ私は芝桜見て遅刻したんですが・・・笑
まずこの日に分かったのが、土は人の命を支えている最も基本だと言うこと。よい土からよい食べ物が生まれ、人は生きることが出来る。だからスタートである土をいかに考えるか。このきっかけがなかったら、農業やっていない自分では絶対に理解できなかったです。そんな当たり前の事しらないのかよ?と言わないでね。普通だったら知らないですよ。これに気づかされただけでも大きな価値があった。
その後「夜なべ談義」と呼ばれるイベントがあるとのこと。ひたすら土のことを語り合うのかなぁと思ったら、逆にひたすら飲みまくり語り合うという飲み会w
しまいには締めの挨拶をやれと兄さんの指示が・・・ほとんど初対面の方の前でしめる私・・・
その後つれられて紋別のすすきの「はまなす通り」へ。夜中までひたすら飲む・・・飲む・・・飲む・・・
翌日は滝上町に移動して牧場見学。当日は30度超えるかも知れませんとの噂でしたが、案の定余裕の30度超え!しかもこの日は北海道「だけ」が記録的猛暑と呼ばれた日で、盆地の滝上は風は吹かないし熱くてやばかったです。
が、すてきな景色に出会えましたよ。まずは小野さんの牧場から。
スタイリッシュファーマーなしんむらさんの背中。
うーんのどか。
ココでは牛が草を食べ、糞尿として土に戻る課程をフィールドワークで学ぶというセッション。久々に虫拾いしたよ・・・大人になると苦手になるものですね。
モーかわいい。頭がフランケンシュタインみたいになってるけどw
なかなか牧草の種類とか学ぶ機会が無かったので、非常に参考になりました。
で、次は平石さんの牧場。放牧を取り入れるためにどのようなデザインにすべきか、農場を案内してもらいました。この車で。
なんと牧草運び用のトレーラーに鉄パイプを溶接して、トラクターで農場を案内してもらうという!チーム滝上の粋な計らいにみんなハイテンションでしたよ。たしかに楽しかった。
山奥だからすごい景色。これ全部牧草。
そして、農場沿いにきれいな沢が流れていて、一部の牛が放牧されていました。
水浴びする乙女たち。モーかわいい。
残念ながら私は北見出張のためにココでタイムアップ。車で40分揺られて紋別に戻ったらなんと16度!滝上と気温差が16度!普通なら体壊しますよ。
まぁ、正直土の知識がなさ過ぎて皆さんの話にはついて行けなかったのですが、何より「土が人の命を育む」という超基本的な事が理解できて非常によいツアーでした。ど素人の私でも思うんだから、農業関係者だったら参加して損はないかと思います。
機会があればまた参加したいです。