第8期の2/3が終了。CMSインテグレーション事業が好調
- 2012-05-08 22:06
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スカイアークの第8期は、4月で全体の2/3が終了しました。
前回、第1四半期の感想を「もどかしい日の出」と表しましたが、あれから愚直に成果を積み重ねた結果、やっと日の出を見れたというのが感想です。
どちらかというと、桜の花が咲きかけたかな？という感じです。ちょうど帯広も桜が咲き始めたので。
振り返り。
2/3だと事業月数8ヶ月分の累計ですが、CMSインテグレーション事業・ライセンス販売共に好調で大きく収益を伸ばし、売上は前年比138%の増収、経常利益は288%の増益となりました。
特に営業戦略を既存顧客重視に変えたことと、新規案件についての選別をより強化した結果、収益性が大幅に改善しました。
- CMSインテグレーション事業は、既存顧客に経営リソースを集中した営業活動を行い、ほとんどのお客様で対前年比が増収となりました。
- ライセンス販売についてはSMB向けCMSパッケージMTCMS Smartの機能強化による価格改定を行った結果、販売本数は減少しましたが、大手企業向けの規模が大きい案件に向けたライセンス販売が伸び、結果として増収となりました。
- 昨年に受注したSKYARC Web Platformの収益が月次売上の1/3を締めるようになり、収益の安定化に貢献しました。
- 固定費増加率は110%に押さえながら138%の増収で、経常利益を大きく伸ばすことが出来ました。
- 外注費が大幅に増えたことにより、変動費の増加率が売上の増加率を上回ってしまいました。
- 権限委譲を加速させており、現場ベースでの意志決定をスムーズに行えるようにしました。
- Salesforceを導入し、営業・総務すべての業務と承認フローを電子化。業務を集約して合理化に努め、業務工数を大幅に削減しました。
- 人員採用がうまくいっておらず、売上の伸びに対しての人材不足が懸念され始めています。
- 当座比率が大幅に改善され、財務基盤がより強固となりました。
- 全プロジェクトの売上総利益率を管理出来るようにシステムを構築し、採算管理の徹底を開始しました。
- 3拠点すべてで全体ミーティングを行い、3カ年計画の進捗と今期残り期間のアクションの確認、そして待遇改善の約束をしました。
残り4ヶ月について。
現段階で通期売上予測が予算対比80%ほどとなっており、上ぶれでも90%。このままでは予算達成が厳しいため、残り期間でどれだけ上乗せできるかがポイントとなります。
ただ、売上だけ追い求めてしまうと品質を落としかねませんので、収益性のコントロールを厳密に行うことで利益を出しつつ、品質と売上のバランスを見極め、よりお客様の課題解決に貢献できるように慎重に進めていきたいと思います。
また、採用がうまくいっておらず、今後控えている案件を考えると人材不足になりつつあります（現状はまだ余裕がありますが）。採用活動を最優先事項として指示しました。
早くお客様が安心して仕事をご依頼いただけるような、信頼できる体制を作り上げたいと思っています。
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