帯広で行った経営合宿で、スカイアークの三カ年計画を議論してきました。
先週の金曜日に、帯広で経営合宿を行いました。
金曜日の経営合宿では、3カ年計画について話をして、今後のスカイアークの目指すべきものを共有しました。
スカイアークは2009年9月、従業員みんなで考えた「みんなの夢計画」という、2014年9月にはこんな会社になろうというビジョンがあります。ところが忙しさにかまけて社員はあまり意識できていない状況だったのですが、実は2年たった今、だいぶ達成に近づいています。
当時、夢計画を策定した時点では以下の目標を立てました。
- 世界に求められる、独自製品・技術の開発
- 日本を代表する企業と取引をしている
- 幅広い(MT以外)技術を使ってお客様に貢献している
- 帯広テクノロジーセンターを作る
- きれいで静かなオフィス
- 年商5億円
- 安定収入につながるビジネスモデルの構築
2は日本最強企業との取引も出来るようになりましたし、3もインフラからソフトウェアまで手がけることが出来るようになったので、沢山の企業様のウェブサイトプラットフォームを預かれるようになりました。
5も東京オフィスも帯広オフィスも引っ越して環境は良くなりました。
6の年商5億については、今期(夢計画から数えて丸2年目)の売上が過去最高で、この成長が続けば来年には達成できそうな勢いです。
弊社は受託事業よりもプレミアサポート事業・製品開発事業が多くの売上を占めており、さらに製品開発事業はパッケージ販売よりもサービス販売、つまりコンテンツ・マネジメント・サービス(CMSホスティングサービス)の販売が好調です。つまり定期収入が受託事業を大きく上回っており、7の安定収入の目標も達成しつつあります。ただサポート体制はいまだ道半ばで、札幌プレミアサポートセンターを立ち上げることで一気に体制を整備する予定です。
4については、夢計画を作った当時は誰もが「北海道、ましてや帯広でエンジニアを取るのは無理だろう」と思っていたのですが、いまや気づけば何人ものPerl Mongersが帯広に引っ越してきてくれており、丸2年で急激に技術力が向上しました。 (Perlでマ○オつくる人がいるくらいですからねw)これは技術支援予算を作り、エンジニアを支援する施策を始めたことが大きかったかもしれません。あ、あと北海道Uターンキャンペーンですかね。
ということで、実は意識があまり出来ていなかった夢計画も、問題は山積みですが達成に向けて着々と前進出来ています。
さて、一番の問題は1です。1については弊社はMTだけをビジネスとしているのでまだ出来ていませんが、この1については全く手つかずの状況と言ってもいい状態で、3カ年計画でどのように実現していくかを合宿で話し合いました。詳細はお話できませんが、あるターゲットに絞って技術力を集中させることで、やるべき事が明確になり、アクションもかなり絞り込めたので、残りの3年で1について全力で取り組みます。
スカイアークはお客様に対して「満足だけではなく、驚きと感動を提供する」と決めています。
たしかに私たちの力でお客様のビジネスに貢献できていると思いますが、
私たちの力が及ばず、お客様にご迷惑をお掛けしてしまっているのも事実です。
まず来期1年は、今行っているビジネスに対して誠心誠意、愚直に取り組むことで、今お付き合いいただいているお客様すべてに今以上のサービスを提供できるような体制構築に集中します。併せて残り2年のために北海道でエンジニアを多く採用して、技術投資を行います。
そして残りの2年は1.に集中することで、お客様に「満足だけではなく、驚きと感動を提供する」会社を実現したいと思っています。
決算まであと1ヶ月ちょっとですが、来期経営計画の策定と札幌事務所立ち上げでバッタバタです。特に来年1年が決まる経営計画策定は一番経営者として体力(知力?)を使う作業ですが、もっとも楽しい作業でもあります。
さて、がんばろう!