ベンチャー企業はリスクをどこまで取るかが難しい。

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うちの会計先生から「石橋叩いて渡る経営」と言われるほど、スカイアークは財務に慎重で、資金のコントロールもシビアに行ってきました。

シビアになればなるほど当然会社は安定しますが、逆に成長速度が犠牲になるデメリットもあります。

安定した経営を目指すのであれば、当然のごとく資金をシビアにコントロールすべきですが、スカイアークのようなITベンチャーが手綱を締めすぎるのは返って逆効果になりかねません。ただでさえノウハウや仕組みが無いのに、スピードが無い状態で競合とどう戦うか。どうやっても勝てません。だからといって資金が無い中で倒産するような資金コントロールも出来ません。

つまりリスクをどの程度背負ってビジネスを行うのかと言うことが非常に重要ではないかと思います。

ベンチャーがリスクを取ると言えば、投資を受けるというのも一つの手段だと思いますが、スカイアークのやり方としては、財務が痛まないギリギリまで投資に振り向けるようにしたいと思っています。

現在、製品開発投資にキャッシュフローの30%程度を振り向けていますが、内部留保の蓄積のためにそれ以外の投資は行わないようにしてきました。

そのため人材という最大の経営課題のスピードが遅くなり、お客様に多大なご迷惑をおかけしている状況となってしまいました。これは本当に反省すべき点で、今期から人材採用に大きく投資を振り向けることにしました。

まず人材採用に関する一切の意思決定をすべて私が行うことで、最高のスピードを出そうとしています。

実際、社長直轄で採用チームを作り9月はかなりのスピードで人材採用アクションがとれたと思います。おかげで今まであり得ないような人材からのアプローチが増えたり、願ってもいないチャンスが訪れたりしています。

採用を行えば当然固定費が大きく増加しますが、現在のキャッシュフローの範囲で3割近く人材を増やすことが出来ます。

これ以上は借り入れを行うかどうか考えなければなりませんが、あまりにも財務にシビアになりすぎてチャンスを失いかけていたので、自戒の意を込めて記事を書きました。

というわけでスカイアークでは積極的に人材を採用しています。詳しくは採用サイトをご覧ください!

スカイアークの採用情報

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