Movable Type4.1のカスタムフィールドがWEBシステム構築を変える
Movable Type 4.1からカスタムフィールド機能が実装されます。
これはMTの投稿画面に例えば「値段・色・寸法・画像」など自由にフィールドを追加し、MTでの定型データの取り扱いを可能にする機能です。ネットショップやWEBデータベースなど、定型データを取り扱うサイトに適した機能です。
MT3系ではRightFieldsプラグインというものがありましたが、4.1からは標準機能になりました。
もうココまで来たら、MTはただのブログシステムではなく「パブリッシングプラットフォーム」ですね。
MTは手軽に手に入りますし(個人は無料)、MTタグがある程度わかればそこそこのCMSは構築できました。
従来何かのWEBデータベース(代表的なのがネットショップですね。あとは釣りデータベースとか、音楽データベースなど)を構築しようとすると、プログラマがシステムを1から作るので、かなり工数がかかります。ましてやセキュリティなどを考えると、スクラッチで開発するには大きなコストを考えなければなりません。
ところがカスタムフィールドを使えば、簡単に項目を拡張することができるので、プログラムがわからない人でもWEBデータベースが構築できるようになります。
まぁわからない人が構築すると結局は時間がかかってしまいますが、そこそこMTに詳しい人が構築を行えば、結果としてシステム開発工数を減らす事が出来、より手軽に導入が出来るようになります。
特に法人用途ではスクラッチ開発よりシステム導入コストを押さえる事が出来るので、MTの活躍の場が広がると思っています。
このカスタムフィールドを活用すれば、WEBの世界はさらに豊かになっていくんじゃないかなぁと思っています。
機能の具体的な使用例は私のブログを御覧下さい。