イントラブログでのMT検索の限界
Movable Typeにはmt-serch.cgiという検索システムが付属されており、コンシューマーユースには必要十分な機能なのですが、エンタープライズユースには少々問題があります。
1.検索精度が悪い
ブログを検索=仕事で必要な情報を探す、ことですから、適当な結果が出てくると作業効率は落ちますし、何より意味がないと思われて使わなくなってしまいます。(MTの検索は時系列)
2.あいまい検索が出来ない
企業ユースではリテラシーの低い方の比率が大きく、あいまい検索が出来ると出来ないとでは大きな差が出ます。MTの検索はキーワードの間に全角スペースを入れて検索すると、AND検索が動作しません。また、リンゴとりんごを区別して検索してしまいます。
3.動作が遅い
100エントリーくらいであれば問題ないのですが、企業ユースでは数千エントリーと言う数になります。MT検索は検索のたびにDBすべてを見に行くので、どうしても動作が遅くなってしまいます。
上記問題は使われなくなるなど、大きな問題となってきます。
それらを解決するのが全文検索システムとなるのですが、特に弊社が代理店をしている「WiSE MT」は、ブログ情報をすべてインデックスするので、検索が驚くほど早くなります。また検索もN-gram方式であいまい検索も可能です。
ファーストリテイリング(ユニクロ)様のイントラブログにも組み込んでいます。
企業内での生産性をあげるために重要なのは、いかにすばやく自分の欲しい情報を手に入れるか、と言うことなので、そろそろブログも検索の重要性にフォーカスをあてていくべきだと思います。といい始めると、検索精度の向上(企業内SEO!?)などの課題がたくさん出てくるのですが・・・