しみず温泉フロイデは変わったのか?
私は帯広に帰ると必ずと言っていいほど毎週行くのがしみず温泉フロイデ。
去年の8月に町の方針で民間に2400万で売却されました。売却先はホテル再生会社だったので、私としてはサービスの向上など期待していたのですが、全く期待を裏切られました。
なぜ私がフロイデに通うかというと、ちょっと人とは理由が違うかもしれませんが、
- 帯広から30分かけてドライブで気晴らしできる
- そこそこ広い風呂でゆっくり入れる
- 安い(ガソリン代考えたら結局高くなるのだが)
です。
どちらかというとサービスなどはあまり期待していなくて、遠方地にいい温泉がある、という感覚で通っていました。ところがあまりにお客さんがいないので、たぶんつぶれるだろうなぁと心配していた矢先に民間に売却。民間が買ったからには利益を上げるのは必須でしょうから、それ相応のテコ入れが入ると期待していたのです。やっぱり民営化することでフロイデがつぶれられても困るので、もっと魅力ある施設になってもらえるだろうという期待がありました。
ところが・・・
3月末に閉館して6月に再開したのに、目立って変わったのが下記。もっとあるのかもしれませんが。
- 値上がりした(500円に)
- 町民割引がなくなった(気付かないだけ?)
- 休憩所の配置が変わった
- ゲームコーナーがなくなって喫煙室ができた
- マッサージチェアが置かれた(それも座りづらい雰囲気のところに)
- 自販機がサントリーと牛乳とアイスだけになった(コカコーラがなくなった)
- わけのわからない製品が販売され始めた(化粧品?健康食品?)
これがコンサル会社の実力なのかね?確かに前は安かったので値上げするのはわかるよ。でも、ただ単に値上げして再生しました、というのであれば誰だってできるよ。現にリニューアル後もお客さんの入りは変わらないようです。珍しく団体客が入っていたので、営業活動は前よりやっているんでしょうね。
でもね、値上げしたわりにはちょっと悲しいのが、サービスが向上したわけではないこと。これではお客さんの入りも改善されないのではないかね。サービスが向上しなくても私は通いますが、もっと入りが良くなってくれないといつつぶれるかわかりませんからね。
そもそも立地が悪く、泉質がいいわけでもないので、温泉施設として魅力を出していくのは難しいのでしょうが、私から見てもまだまだできることがあるんじゃないかと思ってしまいます。
たとえばひどいのが、脱衣所の扇風機の取り付け部分がガムテープでおさえられていて、いつ吹っ飛んでくるのか不安になるような感じです。もっとひどいのがもう一つの扇風機なんてガムテープが外れてぴらぴらしてる・・・これ、掃除する人は気づきますよね?ドライヤーも風が弱く乾かないし、そもそも従業員の態度がいまいち。挨拶の教育しているのかね?ってくらい声が小さい。
ホームページもなくなって休館日が分からなくなったので、たぶんあいているだろうと思いながら遠方から向かうのは悲しいものがありますよ。前は少なくともホームページがあって更新がされていたんですから・・・
結果としてお客さんの事を見て改善したとは思えない内容です。むしろ「改悪」ですかね。経営者はそれに気づいているのか?あまりにお客さんの事を甘く見ているようで悲しい気分になりました。
この記事はなくなってほしくないので書いていますが、これらの改善が経営計画に盛り込まれているなら出すぎたことを言いました。ですが早急に改善してほしいのが本音です。